電子情報通信学会 環境電磁工学研究専門委員会「EMC上流設計とその課題 ”後で苦労しないために”」2024-08-28開催

 2024年8月に、電子情報通信学会 環境電磁工学研究専門委員会の主催する「EMC基礎ワークショップ」の中の一つで、「EMC上流設計とその課題 ”後で苦労しないために”」と題して講演します。他にも講師の方々の有益な講演が多数ありますので、電子機器のノイズでお困りの方(特に若手の方、経験の浅い方)は、是非ご参加下さい。お申し込みは、下記のURLからお願いたします。
日時:2024年 8月28日(水) 16:00-16:50(ワークショップは10:00~17:50)
場所:かわさき新産業創造センターAIRBIC+Zoomオンライン配信

 電子情報通信学会の環境電磁工学研究専門委員会(EMCJ)では、EMC分野の研究・開発に従事する若手研究者、技術者を対象に、EMC基礎ワークショップを開催しています。今回は、その中の講演の一つとして、上流設計を中心に「後で苦労しない」ノイズ設計についてお話します。
 製品を世に出すための規格試験はいろいろありますが、ノイズ(EMC)試験ほど「最初から対策しておけば良いと分かっているのに、それができない」ために、後で苦労するものはありません。これは、ひとえにマクスウェル方程式で記述される電磁現象が、「形(境界条件)が決まらないと電磁界の分布や振る舞いが決まらない」ことに加え、「小さく見える変更でも電磁的には大きな変更」だからです。
 このような特質を持つノイズに事前に対処するには、ある程度「リスクを読む」ことが必要になります。ところが、それには電磁的な理論と現場での経験が必要…となると、特に若い方には入口のハードルが上がってしまいます。本講演では、そこをどう考えるか、現場でどう実践すれば、やみくもに切った貼ったするよりも身に付くのか、を中心に例を交えてお話します。

内容の詳細とお申し込みは以下のリンクから。
電子情報通信学会 環境電磁工学研究専門委員会「EMC基礎ワークショップ」 8月28日 会場+Zoomオンライン配信

日刊工業新聞社「ノイズ設計とEMC試験の基礎」2024-09-05開催

 2024年 9月に、日刊工業新聞社主催で下記のようなセミナーを開催いたします。電子機器のノイズでお困りの方は、是非参加下さい。お申し込みは、下記のURLからお願いたします。
日時:2024年 9月 5日(木) 10:00-17:00
場所:Zoomオンライン配信

 電子機器の開発設計の分野では、ノイズは古くて新しい問題です。デバイスの進化に伴って、考慮すべきノイズも複雑になり、問題が起きてしまった際の解決に、さらなる時間と費用を要するようになってきました。
 ノイズの問題が厄介なのは、「作ってみないと分からない」という特性を持つからなのですが、一方でノイズは悪魔の仕業でも神がサイコロを振る現象でもなく、れっきとした電磁気という物理法則に従う現象です。設計段階から「想定外のことを想定する」のがノイズ対策、とも言えますが、原理を知らずにやみくもに対策部品を入れても、コストも重量もかさむ割に、問題が起きる、という事態が避けられません。
 そこで、本セミナーでは、その「原理を知る」に当たり、数式や理論をなるべく使わず、直感的にノイズ現象を理解するように進め、「何故ノイズが発生するのか」「どうすれば防げるのか」といった、課題解決を指向した内容で、ノイズに対処できるようにします。
 また、開発の最終段階で行われるEMC試験も、合格することが必要です。設計段階からノイズ対策を盛込むためには「敵を知る」という意味で、どんな試験がどんな風に行われるのか、が重要な情報です。そこで、代表的なEMC試験の規格や方法についても解説します。

内容の詳細とお申し込みは以下のリンクから。
「ノイズ設計とEMC試験の基礎」 9月 5日 Zoomオンライン配信

サイバネットシステム「~電子機器のノイズ設計のための~ EMC基礎講座」2024-10-16開催

 2024年10月に、サイバネットシステム株式会社主催の「CAEユニバーシティ」にて下記のようなセミナーを開催いたします。電子機器のノイズでお困りの方は、是非参加下さい。お申し込みは、下記のURLからお願いたします。
日時:2024年10月16日(水) 10:00-17:00
場所:会場(東京)+配信(ハイブリッド)

 ノイズの問題は、電子機器の多くの開発者、設計者にとって難題です。
 設計段階で対策を取ろうにも、開発の後半になって筐体やケーブル等も含めて「形」ができてこないと、姿を現さない、再現性がない、詳しい経験者にアドバイスをもらいたいが、退職してしまった…技術だけではない、いろいろな要因が重なって、EMC試験対策から抜け出せないことが多くあります。
 技術面については、ノイズが厄介な理由の一つは、我々が「意図して」設計する信号の振舞いに対して、ノイズが「意図しない」振舞いだからです。意図したものではないですが、両者は同じ自然現象なので、物理法則は両者に平等に成り立つはず。ならばノイズが発生し、又は侵入してくるメカニズムを学んで、「意図して」設計に盛り込めば、一発でEMC試験に合格するのは無理でも、やみくもに試して時間だけが過ぎる、というアプローチから脱することができるのではないか、と考えます。
 本セミナーでは、理論的な話の中でも数式を殆ど使わず、数少ない物理法則・原理から始めて「EMC試験とはどんな試験か」「設計段階からノイズに対処するにはどうしたらよいのか」といった実践的な内容を順に学べるように構成しました。受講された方が、設計段階ではノイズに対処した設計が独力ででき、ノイズ評価や試験が行えるようになることを目指します。

内容の詳細とお申し込みは以下のリンクから。
「~電子機器のノイズ設計のための~ EMC基礎講座」10月16日 会場+Zoom配信

【終了】高知県工業技術センター「EMC試験とノイズ問題の取組み方」2024-07-02,03開催

【本セミナーは終了しました】
 2024年7月に、高知県工業技術センター主催で下記のようなセミナーを開催いたします。基板のノイズ設計・対策でお困りの高知県内企業の方は、是非、ご参加下さい。お申し込みは、下記のURLからお願いたします。
日時:2024年7月2日(木)14:00-16:00・3日(金)10:00-12:00
場所:高知県工業技術センター
演題:「EMC試験とノイズ問題の取組み方」

【本講演は高知県内企業様のみが対象です(受講無料)】
 電子機器の開発の終わりには、各種規格試験を行って、合格したものを製品として出荷します。この規格試験の中には、ノイズの試験であるEMC試験がありますが、今一つ「何をどういう風に」試験しているのか、理解されていない傾向があります。しかも、試験合格がかなり難しく、設計したものが一回の試験で合格することは殆どありません。会社に持ち帰って対策を施す際に、どのような試験が行われているのかが分からないと、暗中模索に陥ります。
 そこで、本講座では、電子機器の代表的なEMC試験について、それぞれ「何をどう測るのか」「どういうノイズをどう加えるのか」といった「敵を知る」意味での内容を扱います。さらに、事前に、或いは問題が起きてから、どのようにノイズに対処していけば良いのか、の考え方も学びます。

【本セミナーは終了しました】
内容の詳細とお申し込みは以下のページから。

「EMC試験とノイズ問題の取組み方」7月2日(木)14:00-16:00・3日(金)10:00-12:00

R&D支援センター「ノイズ・EMCの基礎と対策」2024-08-21開催

2024年8月、R&D支援センターで下記のようなセミナーを開催いたします。ノイズ設計・対策の考え方の基礎から学ぶセミナーです。電子機器のノイズでお困りの方は、是非参加下さい。お申し込みは、下記のURLからお願いたします。

日時:2024年 8月21日(水) 10:30-16:30
場所:Zoomオンライン

 電子機器の開発設計では、ノイズは常に付きまとう問題です。ノイズの問題が厄介なのは、「作ってみないと分からない」という特性を持つからなのですが、一方でノイズは電磁気という物理法則に従う現象です。いわゆる、フロントローディングで設計段階から「想定外のことを想定する」のがノイズ対策、とも言えますが、原理を知らずにやみくもに対策部品を入れても、コストも重量もかさむ割に、問題が解決しないという事態が避けられません。
 そこで、本セミナーでは、その「原理を知る」に当たり、数式や理論をなるべく使わず、直感的にノイズ現象を理解するように進め、ノイズ発生の物理と「どうすれば防げるのか」といった、課題解決を指向した内容で、ノイズ問題に対処できるようにします。また、「敵を知る」意味で、EMC試験の概要についても対処法と共に解説します。

お申し込みは以下のページから。

「ノイズ・EMCの基礎と対策」
 8月21日(水) Zoomオンライン

【終了】日刊工業新聞社「ノイズ設計とEMC試験の基礎」2024-06-06開催

【本セミナーは終了しました】
 2024年 6月に、日刊工業新聞社主催で下記のようなセミナーを開催いたします。電子機器のノイズでお困りの方は、是非参加下さい。お申し込みは、下記のURLからお願いたします。
日時:2024年 6月 6日(木) 10:00-17:00
場所:Zoomオンライン配信

 電子機器の開発設計の分野では、ノイズは古くて新しい問題です。デバイスの進化に伴って、考慮すべきノイズも複雑になり、問題が起きてしまった際の解決に、さらなる時間と費用を要するようになってきました。
 ノイズの問題が厄介なのは、「作ってみないと分からない」という特性を持つからなのですが、一方でノイズは悪魔の仕業でも神がサイコロを振る現象でもなく、れっきとした電磁気という物理法則に従う現象です。設計段階から「想定外のことを想定する」のがノイズ対策、とも言えますが、原理を知らずにやみくもに対策部品を入れても、コストも重量もかさむ割に、問題が起きる、という事態が避けられません。
 そこで、本セミナーでは、その「原理を知る」に当たり、数式や理論をなるべく使わず、直感的にノイズ現象を理解するように進め、「何故ノイズが発生するのか」「どうすれば防げるのか」といった、課題解決を指向した内容で、ノイズに対処できるようにします。
 また、開発の最終段階で行われるEMC試験も、合格することが必要です。設計段階からノイズ対策を盛込むためには「敵を知る」という意味で、どんな試験がどんな風に行われるのか、が重要な情報です。そこで、代表的なEMC試験の規格や方法についても解説します。

【本セミナーは終了しました】
内容の詳細とお申し込みは以下のリンクから。
「ノイズ設計とEMC試験の基礎」 6月 6日 Zoomオンライン配信

【終了】TH企画「簡単な回路から始めるアナログ設計と実装の基礎」2024-06-11開催

【本セミナーは終了しました】
 2024年6月に、TH企画セミナーセンター主催で下記のようなセミナーを開催いたします。アナログ回路に携わり始めた方、回路や基板のトラブル解決のため、アナログ的な知識も得たい方は、是非参加下さい。お申し込みは、下記のURLからお願いたします。
「簡単な回路から始めるアナログ設計と実装の基礎」 日時:2024年 6月11日(火) 10:00-16:00
場所:対面+Zoomオンライン

 昨今の電子機器開発では、設計が難しく部品のばらつきにも敏感なアナログ回路は専用のICに任せ、デジタル出力された値をいかに高速、大容量に扱うか、というトレンドになっています。そのため、アナログ回路技術者は、一部のデバイスメーカーに偏在して、セットメーカーには少なくなってきています。
 しかしながら、アナログ技術が不要になったわけではなく、回路動作の高速化に伴ったSIやPI、更にはノイズの問題、といった、電気と物理が直結した問題が増えています。これらをクリアしなければ、製品出荷はもちろん、規格試験にも合格できないので、電気信号を「アナログ的に捉える」ことが必要になります。
 本セミナーでは、アナログ回路設計の経験がなくても、入口への糸口が掴めるよう、抵抗、コンデンサ、コイルなどの受動部品、半導体など、ごく簡単な回路の動作から、実際に設計されている簡単な回路を例に、その基礎となる考え方を学んでいきます。

【本セミナーは終了しました】
内容の詳細とお申し込みは以下のページから。

「簡単な回路から始めるアナログ設計と実装の基礎」6月11日 対面+Zoomオンライン

【終了】KISTEC 「EMC入門セミナー EMC規格とノイズ対策技術」2024-05-28,29開催

【本セミナーは終了しました】
 2024年5月に、神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)主催で下記のような講座を開催いたします。主に入門向けの県の教育プログラムですが、ノイズ対策技術とEMC試験について学びたい方は、ご参加下さい。お申し込みは、下記のURLからお願いたします。
日時:2024年5月28日(火) 13:00-17:00・5月29日(水) 13:00-17:00
場所:Web配信

 電子機器を開発する際、ノイズに関するEMC試験や対策技術は必須のものとなってきています。しかしながら、商品開発・設計とは違い、ノイズは広範、意図しない電磁現象を相手にするため、どうしてもある程度の電磁気学の理解が必要になります。また、EMC試験に合格するためには、どの様なノイズをどう試験するのか、を理解した上で、設計段階からその対策を図面に入れておかなければ、製品化直前に苦労します。
 本講座では、ノイズとは何か、といった基本から説き起こし、数式を極力使わないノイズの物理を解説した後、EMC試験の概要と、対策技術を学んで行きます。仕上げには、電子機器のノイズ対策として最も重要な、プリント基板上のノイズ対策も解説します。

【本セミナーは終了しました】
内容の詳細とお申し込みは以下のページから。

EMC入門セミナー「EMC規格とノイズ対策技術」 5月28日(火)及び5月29日(水) Web配信

【終了】高知県工業技術センター「プリント基板のノイズ対応設計」2024-02-15開催

【本講演は終了しました】
 2024年2月に、高知県工業技術センター主催で下記のようなセミナーを開催いたします。基板のノイズ設計・対策でお困りの高知県内企業の方は、是非、ご参加下さい。お申し込みは、下記のURLからお願いたします。
日時:2024年2月15日(木) 13:30-16:30
場所:Zoomオンライン配信

 回路の小型化、高速化、省エネ化に伴い、パワエレ回路から微小信号回路まで、様々な機能の回路が同じ基板に載る時代です。そんな中、昔からあるノイズ問題ですが、それを考慮して回路やプリント基板を設計することがますます難しくなってきています。  元々、電磁気学の高度な応用であるノイズ設計技術は理解が難しく、また、納期やコストの制約から改版が困難なため試行錯誤も制約されます。各種のシミュレータを使用しなければ一発で動作する基板を作ることは容易ではありません。ですが、原理がわからずそれらに頼ると、落とし穴にはまることがあります。
 そこで、この講演は数式を極力使わず、基本的なノイズの電気物理を学んだ後、何故、プリント基板からノイズが出る(受ける)のか、どうすればトラブルを防げるのか、を回路設計、配置設計、配線設計の順を追って、具体例とともに学んで行きます。

【本講演は終了しました】
内容の詳細とお申し込みは以下のページから。

「プリント基板のノイズ対応設計」2月15日 Zoomオンライン配信

【終了】情報機構「抵抗一本から始めるアナログ回路設計の基礎」2024-04-23開催

【本セミナーは終了しました】
 2024年4月に、下記のようなセミナーを開催いたします。アナログ回路に携わり始めた方、回路や基板のトラブル解決のため、アナログ的な知識も得たい方は、是非参加下さい。お申し込みは、下記のURLからお願いたします。
日時:2024年 4月23日(火) 10:30-16:30
場所:大田区産業プラザ(PiO)6階 C会議室(京急蒲田)+オンライン配信
講師割引について
「講師の紹介」で申し込むと、割引となります。専用の申込書(pdf)での申込みとなりますので、ご希望の方はメールでその旨ご連絡下さい。

 近年、アナログ回路の多くはデジタルICのチップの中に内蔵され、トランジスタなど個別の半導体を使って設計することは、一部の特異な性能が要求される回路以外になくなってしまいました。オペアンプ回路ですら、大規模LSIの中に取り込まれつつあります。
 ところが、これによって、特に携わって日の浅い電子回路設計者がノイズやSI、PIといった問題に直面したり、シンプルなアナログ回路でも極限性能が要求されるものであったりすると、どう切り込んでいっていいのかわからない、という状況に直面します。デジタル回路の設計者であっても、高速化、低電力化に伴い、信号をアナログ的に捉える必要性は増しています。
 そこで、本講座では、主にアナログ回路を「電子回路開発の基礎力」として捉え、抵抗1本の回路から、オペアンプ、高速A/Dコンバータ回路まで、難しい数式や理論を使わずに解説します。「アナログ回路開発に携わり始めたが、基礎が不安」という方はもちろん、「デジタル屋だがトラブル解決のためアナログ的な知識も欲しい」、という方にもお勧めします。

【本セミナーは終了しました】
内容の詳細とお申し込みは以下のページから。

「抵抗一本から始めるアナログ回路設計の基礎」4月23日 ハイブリッド開催