【本セミナーは終了しました】
【第3回講座内容】
3回目は、プリント基板のノイズ対策です(7月11日開催)。回路の小型化、高速化に伴い、パワエレ回路から微小信号回路まで、様々な機能の回路が同じ基板に載る時代になりました。そのため、ノイズの問題を考慮して回路やプリント基板を設計することが必要ですが、それがますます難しくなってきています。
元々、電磁気学の高度な応用であるノイズ設計技術は理解が難しく、また、納期やコストの制約から改版が困難なため試行錯誤も制約されます。最終的には基板外の対策部品の追加だけで規格試験に合格させることもあります。さらに、高速回路ではノイズに加えてSI・PIの問題もあり、ツール類を使用しなければ一発で動作する基板を作ることは容易ではありません。問題が起きてからツールを使用し始めるのでは間に合わないことも多いですし、設計段階でも原理がわからずそれらに頼ると、落とし穴にはまることがあります。
そこで、このセミナーでは数式を極力使わず、ノイズとは何か、という基本的な所から必要最低限の電気物理を学んだ後、何故、プリント基板からノイズが出る(受ける)のか、どうすればトラブルを防げるのか、を回路設計、配置設計、配線設計の順を追って、具体例とともに学んで行きます。これにより、高価なツールがなくても、ノイズが抑えられ、また、ノイズに強いプリント基板が設計できるようになることを目指します。
主催:公益社団法人 大阪府工業協会
日時:2023年7月11日(火) 09:45-16:45
場所:大阪府工業協会 研修室
演題:回路設計技術者養成講座…テーマ3「プリント基板におけるノイズ対策」
【本セミナーは終了しました】
内容の詳細とお申し込みは以下のページから。
個別に申込:第3回 プリント基板におけるノイズ対策 7月11日(火) 大阪